カブ、８０ｃｃにボアアップ

８０ｃｃにボアアップしてみるぜ！

実は５月中旬にはボアアップキットは入手済みさのさ。

ヤフオクで３４７６円、安い！

さて、本を１冊読んだだけの素人でできるのか、やってみよう。

まずは色々と取っ払う。

エキゾーストポートのフランジナットを外す。

スイングアームピポットボルトを外す。

マフラー外して遊ぶ！

ホーンステーを外す。

キャブヒーターのハーネスを外す。

キャブヒーターは普通のカブにはないかと。

スロットルバルブを外す。

ジェットニードル君、こんにちは。

プラグキャップを外す。

チョークケーブルを外す。

フューエルコックをＯＦＦにして外す。

Ｌクランクケースカバーとチェンジペダルを外す。

さーて、こっからはシリンダーヘッドの取り外しだ。

Ｌサイドカバーを固定するボルトを外す。

フライホイールを反時計回りに回転させ、切り欠きとＴマークをあわせる。

これ、ＮＧケース、フライホイールをもう１回転させる必要がある。

見にくいけど、カムスプロケットに「○」のマークがあるんだわ。
それが後ろにきちゃってる場合は排気時の上死点になってるってこと。

これ、ＯＫケース、切り欠きと「○」マークがあってる。

圧縮上死点になってるってこと。
なぜこうしたいかというと、バルブが閉じた状態にしたいから。

カムスプロケットボルトを外す。

で、カムスプロケットを外すんだけど。。。

元に戻す時に、チェーンを正しく戻さないとバルブタイミングが狂う。
そのうちわかんなくなっちゃう可能性大。

なんで、オイルを拭いてマジックで塗ってやったぜ！

この方法、お勧めはしないが、気は楽になる。

カムスプロケットをドライバー等を使用して手前に引く感じで外す。

シリンダーヘッドマウントボルトを外す。

シリンダーヘッドカバーを固定するナットを外す。

３個はキャップナットだが、左下だけ普通のナットだ。
理由は知らない。

ワッシャーも外す。

３個は普通のワッシャーだが、右下だけは銅ワッシャーだ。
これはこのスタッドボルトんとこがオイルラインになってるからみたい。

さあ、ヘッドを外すぞ、と思ったらエアクリが邪魔で外せない。。。

エアクリを取っ払って、シリンダーヘッドが外れたぜい！

ちなみにカムチェーンとスプロケをズレないようはめたままにしてる。
が、これは結局のちのち無駄だったんで外してしまっていい。

バルブ君が見えますな、真っ黒じゃんか。。。

ちなみにシリンダーヘッドをゴチャゴチャさわってると、カムが抜けたりノックピンが移動したりする。
色々とメンドウなことになる、ってか、実際俺がメンドウなことになった。。。

まぁ、仕組みはそんなに複雑じゃないんでかんとかなるけど。

じゃ、ここからはシリンダーの取り外しだぜい！

ガスケットを外す。

カムチェーンガイドローラーを外す。

ラジオペンチで挟みながら外してやるのがいいかな。

シリンダーマウントボルトを外す。

ノックピンを外す。

シリンダーを外す。

この時、カムチェーンとスプロケをはめたままだと取れなかった。
なんで外してしまったのさ。

んで、ピストンの取り外しだ。

うーむ、キタナイなぁ。。。

ピストンピンクリップを取り外す。

ピストンピンをずらしてピストンが外れたぜ！

ここまでで取り外しは完了。

シリンダーの新旧比較。

ピストンの新旧比較。

よっしゃ、組み立てるでぇ～。

ピストンリングとオイルリングを嵌める。

「Ｒ」と書いてあるのがトップリング。
「ＲＮ」と書いてあるのがセカンドリング。

凸凹してるのがオイルリング、上下にサイドレールをはめる。

片側だけにピストンピンクリップをはめる。

コンロッドの穴とピストンの穴をあわせ、ピストンピンを差し込む。

ピストンには上下があるので注意。
「ＩＮ」と書いてある方が上。

ピストンピンクリップをはめる。

Ｏリングをはめる。

新品ガスケットをはめる。

ノックピンをはめる。

いやぁー、実はここのノックピンはめるの忘れてもうた。
全部組み立てた後に気付いたわ。

あはははははぁー。
ま、いっか。

シリンダーにピストンを入れながらはめる。

シリンダーマウントボルトを仮締めする。

ノックピンをはめる。

カムチェーンガイドローラーをはめて、Ｏリングとカラーをはめる。

ちょっち写真を撮り忘れちゃったんだわぁ。。。
Ｏリングをはめた後にカラーをはめ込む感じに。

追記）Ｏリングんとこの、、、パクリ写真

新品ガスケットをはめる。

カムチェーンにカムスプロケットをはめる。

ピンボケになってもーた。。。
もちろん、「○」マークとマジックで塗ったとこをあわせてはめる。

シリンダーヘッドをはめる。

とりあえず、カムスプロケットはドライバー等で固定しておく。

自分はいじらなかったが、以下の仕組みを理解しておくといいかと。

参考）モンキー、カムチェーンテンショナーのしくみと調整
http://4-mini.net/custom/chain-tensioner

ヘッドマウントボルトを仮締めする。

ワッシャーをはめる。

右下が銅ワッシャーね。

シリンダーヘッドカバーが取れてしまってる場合は向きに注意してはめる必要あり。
矢印の書いてある方が下（ＯＵＴ側）となるように。

ナットをはめる。

左下がキャップナットでない普通のナットね。

ここはホントはトルクレンチでちゃんとやった方がいいんだろね。
持ってないから適当にやっちゃったけど。

カムスプロケットを力技でノックピンに差し込み、カムスプロケットボルトをはめる。

Ｌサイドカバーをはめる。

後は仮締めにしたとこを本締めする。

そしてその他もろもろ外したものを取り付けて完了！

さーーーて、エンジンはかかるのか！？

キック、キック、キーーーック。

ありゃりゃ、クラッチが滑っちゃってる感じになることあるな。。。
やっぱちょっと力がいるようになるでかなぁ。。。

じばらく蹴り続けてたら、、、ドルッとくるようになって。。。
ドッドッドッドッドッ、とエンジンかかったぜーーーい。

外観は大して変わんないがこんな感じ。

その後１時間以上はアイドリングできてた。
ちょっと走ってみたけど問題なさそう。

ノックピンのことは忘れてしまおうか。。。

いやぁー、でも、まぁ、素人でもボアアップはできるね。

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