これは1016さん向けの記事となります。


CO2レーザー加工機を使用したカットの手順の紹介です。
色々なやり方があると思いますが、自分のやり方についてですね。


ちなみに、半導体レーザー加工機の場合は以前に書いてます。

参考記事)レーザー加工機、Gコードの使用方法
http://slilabo.com/archives/1077426216.html


前提条件

自分は以下のソフトを使用しています。

  FreeCAD 0.16
  https://www.freecadweb.org/?lang=ja

  InkScape 0.92
  https://inkscape.org/ja/

  Laser Draw Inkscape Extension 0.06
  https://www.scorchworks.com/LaserDRW_extension/laserdrw_extension.html

  LaserDRW 2013.02


3つ目のやつはInkScapeでlyzの出力をするためのエクステンションです。
セットアップ方法は下に書きますのでダウンロードしておいてください。

その他の3つはインストールしておいてください。
インストール方法は説明していません。


最新版ではない物を使ってたりします。
バージョンの組み合わせによってはうまく動作しない場合があります。


初期設定

最初にエクステンションのセットアップをしておく必要があります。


InkScapeを起動します。
Shot001


「InkScape の設定」画面を開きます。
Shot002


ユーザーエクステンションのパスを確認します。
Shot003

ユーザー名(grach)の部分は環境によって違ってると思います。


ダウンロードしておいた LaserDRW_extension-0.06.zip を開きます。

Shot004


ファイルを上記で確認したパスにコピーします。
Shot005

隠しファイルを表示する設定にしてないとパスが見えないかもです。


InkScapeを再起動します。
Shot006


再起動しないとエクステンションが有効になりません。


有効になってるか確認してみます。


[ファイル] - [名前を付けて保存] を選択します。
Shot007


「ファイルの種類」に Laser Draw LYZ (*.lyz) があればOKです。
Shot008



FreeCADで設計

自分の場合はFreeCADで設計してsvgファイルを作ってます。


この本で使い方を覚えましたが、なぜか2冊も持ってます。(笑)
基礎からのFreeCAD (I・O BOOKS) 
Amazon
遼, 坪田
工学社
2018-12-01



FreeCADで設計します。
Shot009


[ファイル] - [名前を付けて保存] で保存しておきます。
Shot010


FCStdファイルが保存されます。
Shot011


svgにエクスポートしたいスケッチを選択します。
Shot012

複数のスケッチがあって、複数をエクスポートしたければ、複数選択してください。


[ファイル] - [エクスポート] を選択します。
Shot013


ファイル名を入れて保存します。
Shot014


svgファイルができてると思います。
Shot015



InkScapeで編集

IncScapeで編集した後に、lyzファイルを作成します。


作成したsvgファイルをダブルクリックしてInkScapeを起動します。
Shot016


オブジェクトを選択します。
Shot017

1つのスケッチが1つのオブジェクトになってます。

ちなみに、グループ化されてるのでグループ化を解除することもできます。
この設計の場合なら、四角と個々の六角形がバラバラにできるということです。


左下あたりのパレットの赤の部分をシフトを押しながらクリックします。
Shot018


オブジェクトの線が赤くなります。
Shot019

カットする線は赤くしてやらなきゃいけないんです。
なので赤に変更したということです。


[ファイル] - [ドキュメントのプロパティ] を選択します。
Shot020


「ページサイズを描画全体または選択オブジェクトに合わせる」を押下します。
Shot021

ちなみに、自分は「Display Units」もmmに変更しておきます。
変えても変えなくても好きにしていいです。


無駄な余白がなくなりました。
Shot022


編集は完了なので、[ファイル] - [保存] を選択して保存しておきます。
Shot023


さてと、lyzファイルを作成しますよ。


[ファイル] - [名前を付けて保存] を選択します。
Shot024


「ファイルの種類」が InkScape SVG (*.svg) となってると思います。
Shot025


「ファイルの種類」を Laser Draw (*.lyz) に変更します。
Shot026


ファイル名を入力して「保存」ボタンを押下します。
Shot027


画面が出てくるので「OK」を押下します。
Shot028


自分の場合はカットしたいだけなので特に変更せず「OK」を押下してます。
やりたいことによっては変更が必要かもですね。


lyzファイルができました。
Shot029



LaserDRWでカット

LaserDRWを使用してCO2レーザー加工機を動かしてカットします。


lyzファイルをダブルクリックしてLaserDRWを起動します。
Shot030


Engraveでカットしちゃいます。


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