塗装の種類についてよくわかってないのでちょっと調べてみた。
溶剤での分類や樹脂での分類とか色々あってわけわからん。
かつメーカーごとに名前の付け方が違ってたり。
以下は間違ってるかもしれないが、気付いた都度修正していく。
溶剤での分類
油性:ボイル油
水性:水
溶剤型:シンナー
樹脂での分類
アクリル樹脂塗料:アクリルラッカー、等
ウレタン樹脂塗料:ウレタン樹脂塗料(2液型)、等
エポキシ樹脂塗料:熱硬化エポキシ樹脂塗料、等
ビニル樹脂塗料:塩化ビニル樹脂塗料、等
乾燥および硬化での分類
ラッカー・揮発乾燥型
塗料中の溶剤が蒸発して塗膜が硬化する。
– アクリルラッカー、塩化ビニル樹脂塗料、等
橋架け・常温反応硬化型・重合乾燥型(触媒)
基本的に2液型で主剤と硬化剤が反応(重合)して分子結合を緻密につくり硬化する。
– ウレタン樹脂塗料(2液型)、エポキシ樹脂塗料(2液型)、等
アクリル系塗料の種類
油性アクリル
ラッカー系(ラッカー系アクリル樹脂塗料):Mr.カラー、ガイアカラー、モデルカラー、等
エナメル系(油性エナメル塗料):タミヤエナメル、ハンブロール、等
水性アクリル
アクリル系(水性アクリル樹脂塗料):タミヤ、クレオス、等
乾燥時間
ラッカー系 > アクリル系 > エナメル系
塗膜の強さ
ラッカー系 < アクリル系 < エナメル系
上塗り順序
ラッカー系 ⇒ アクリル系 ⇒ エナメル系
ラッカー系アクリル樹脂塗料。
ラッカースプレーとアクリルラッカースプレーは呼び名が違うだけで同じもの。
塗料(アクリル樹脂)中の溶剤(シンナー)が蒸発して塗膜が硬化する。
水溶性アクリル樹脂塗料。
水溶性だが、乾くと耐水性となる。
油性エナメル塗料。
溶剤の乾燥後(揮発乾燥後)、長時間で空気中の酸素と反応し完全硬化(酸化重合乾燥)する。
注)中油性アルキド樹脂ワニスに顔料を混ぜたものをフタル酸樹脂エナメルという。
主剤(ウレタン樹脂)と硬化剤が反応(重合)して分子結合を緻密につくり硬化する。
硬化剤を混ぜた時点から硬化が始まるため、使い切ってしまう必要がある。
製品素材との密着性を高め、防錆力・肉持ち感などの特徴を持った下塗塗料のこと。
簡単に言うと、塗装の食い付きをよくするための下地塗装。
細かな傷などを隠し、下地の色を付け、上塗り色をムラ無く仕上げる下塗塗装のこと。
簡単に言うと、キレイに塗装するための下地塗装。
プライマーとサーフェイサーの両方の効果を持つ下地塗装のこと。
ちなみにFRPタンクの塗装は以下2案のどちらかの予定。
案1)
プラサフした後、ウレタンで
塗装する。
案2)
プラサフした後、ラッカーで塗装し、ウレタンクリアーで仕上げる。
補足)
スタイロフォーム(発泡スチロール)に塗れるスプレーというとまたムズい。
以下、ネットで見つけた情報。
OK:「クリエイティブカラースプレー」、「水性多用途スプレー」
NG:「高耐久ラッカースプレー」、「アスペンラッカースプレー」
ラッカー系はダメ、水性系ならよさそげといったところか。
—
コメント
これはすごいまとめ記事ですね!!!
自分も塗装について検索して調べたことが何度もありますけど、ここまでわかりやすくまとまっているものは見たことありません!
これからは、塗装で迷っている人がいたら、この記事を紹介しましょう!!
dentaneさん、ホント、調べててもいい情報ってほとんどないんですよね。。。
メーカーがもっとちゃんと情報を出すべきな気がするんですけどね。